「登録販売者って、結局どれくらい勉強すれば受かるの?」という疑問に、数字で答えます。
目安は200〜300時間。
ただし大事なのは総量より、それを何ヶ月に割るかです。
この記事では1日あたりの時間から逆算した期間別スケジュール、章ごとの時間配分、働きながら時間をつくるコツまで整理しました。
300時間って聞くと、いきなり心が折れそうになるんですけど……。
1日1時間で10ヶ月、と言い換えると急に現実的になりますよ。
まずは逆算から。
結論|登録販売者の勉強時間は200〜300時間、1日1〜2時間で届きます
登録販売者試験の勉強時間は200〜300時間が目安です。
1日2時間なら約3〜5ヶ月、1日1時間なら約6〜10ヶ月で到達する計算になります。
短縮したいなら、出題40問と最大ボリュームの第3章に学習時間の半分を寄せるのが近道です。
- 1本約15分の動画78本で学べる
- 教育訓練給付制度の対象講座
- 料金形態: 通信コース(eラーニング)32,000円(税別)/35,200円(税込・教材費込)。2026年9月27日時点の実施中キャンペーンは「LINEの友だち追加で受講料10%OFF」で31,680円(税込)・10月9日まで(LP限定)
- 対応方法: 通信(eラーニング+テキスト)
- 登録販売者に絞った通信講座
- 累計6万人以上が活用している
- 動画は530本以上を収録
- 累計6万人が使った登録販売者の動画教材
- 価格や学習期間が公式サイト上で確認しにくい
- 登録販売者試験に特化しており他資格には対応しない
まず押さえておきたいのは、200〜300時間という数字が「1日◯時間 × ◯ヶ月」に分解できるという点です。
総量だけ見ると気が重くなりますが、生活のどこに置くかを決めた瞬間に現実的な計画へ変わります。
まずは「自分は1日何時間出せるのか」だけ決めてください。
話はそこからです。
合格率は厚生労働省のこれまでの登録販売者試験実施状況等についてで公表されている数値です(2026年8月時点で確認できる最新の公表分)。
合格率が半分くらいって、思ったより厳しい?
受験資格がないぶん記念受験も混ざる試験なので、準備した人の実感値はもっと高いはずですよ。
勉強時間を決める前に|登録販売者試験の概要と難易度
試験の形を知らないまま勉強時間だけ決めても、配分を間違えます。
最低限おさえるのは、年1回・都道府県ごとの実施という点と、合格ラインの決まり方の2つです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受験資格 | なし(2015年に学歴・実務経験の要件は撤廃) |
| 試験日程 | 年1回。例年8月〜12月に都道府県ごとに実施 |
| 申込締切 | 試験日のおよそ2〜3ヶ月前 |
| 出題数・時間 | 全120問/240分(前半120分・後半120分のマークシート方式) |
| 合格基準 | 総得点の7割(84問)以上、かつ各章35〜40%以上(都道府県により異なる) |
| 合格率 | 全国平均40〜50%台(令和6年度46.7%/厚生労働省公表) |
| 勉強時間の目安 | 200〜300時間 |
| 受験手数料 | 都道府県ごとに設定。受験する自治体の公式案内で確認 |
出題範囲は厚生労働省の登録販売者試験問題作成に関する手引きに基づいて作られます。
この手引きは改訂されるので、教材を選ぶときは版の新しさが効いてきます。
中古テキストで浮いた数千円が、改訂分の失点で消えることもあります。
合格率は年度でも地域でも動く
全国平均は令和元年度43.4%、令和2年度41.5%、令和3年度49.3%、令和4年度44.4%、令和5年度43.7%、令和6年度46.7%と推移しています。
おおむね4割台で安定しているとみていいですね。
年度で大きくブレないのは、計画を立てるうえで助かりますね。
ただし地域差はかなり大きく、令和6年度のブロック別では北陸・東海の55.8%に対して九州・沖縄は30.3%でした。
同じ勉強量でも、受けるブロックで手応えが変わるということです。
受ける場所で25ポイントも違うのは、知らないと損ですね。
合格率の中身をもう少し詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
200〜300時間の内訳|第3章に半分を使うのが最短ルート
全5章を均等に勉強するのは、いちばんもったいないやり方です。
出題数が章ごとに違ううえ、覚える量の重さもまるで違います。
| 章 | 問題数 | 学習時間の割合の目安 |
|---|---|---|
| 第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 | 20問 | 5% |
| 第2章 人体の働きと医薬品 | 20問 | 15% |
| 第3章 主な医薬品とその作用 | 40問 | 50% |
| 第4章 薬事に関する法規と制度 | 20問 | 15% |
| 第5章 医薬品の適正使用と安全対策 | 20問 | 15% |
300時間で計算すると、第3章だけで150時間という配分になります。
ここを削ると、他をどれだけ固めても点が伸びません。
え、第3章だけで150時間ですか……。
第3章が重い理由と、つまずきポイント
第3章は市販薬の成分がひたすら出てきます。
かぜ薬ひとつ取っても解熱鎮痛成分・抗ヒスタミン成分・鎮咳成分と分かれ、名前の似た成分が並びます。
イブプロフェンとエテンザミド、アセトアミノフェンとイソプロピルアンチピリン。
ここに作用や副作用まで乗ってくるので、丸暗記だけでは足が止まりやすいところです。
名前で覚えるより「何に効く薬か」でグループにすると、ぐっと楽になります。
逆に、法律に慣れている人なら第4章の負担は軽くなります。
すでにドラッグストアで働いているなら、第3章は棚の商品がそのまま教材になるので有利ですね。
200時間以下で受かる人がいるのは、こうした前提知識の差が大きいからです。
「自分は何章がラクか」を先に見極めると、300時間が250時間に縮みます。
【期間別】勉強スケジュールの立て方|3ヶ月・6ヶ月・1年
「合計200〜300時間」を、生活に落とすとこうなります。
| タイプ | 1日の勉強時間 | 必要な期間 |
|---|---|---|
| コツコツ長期型 | 1時間 | 約6〜10ヶ月 |
| 標準型 | 2時間 | 約3〜5ヶ月 |
| 短期集中型 | 3時間 | 約2〜3ヶ月 |
フルタイム勤務なら標準型、ダブルワークや子育て中なら長期型が現実的です。
まとまった時間が取れる時期があるなら、短期集中型で一気に走り切る手もあります。
途中でペースを変えてもいいんでしょうか?
3ヶ月コース:基礎固めと問題演習を並走させる
試験日の3ヶ月前スタートなら、基礎固めだけで1ヶ月使う余裕はありません。
テキストを読みながら、その日のうちに同じ範囲の問題を解く形に切り替えます。
1ヶ月目:第1章・第2章+第3章の入り口
全体像をつかみつつ、暗記量の多い第3章に早めに手をつけます。
2ヶ月目:第3章を主戦場にする
成分ごとの比較表を作りながら、間違えた問題だけテキストに戻る流れを回します。
3ヶ月目:第4章・第5章と過去問演習
試験1ヶ月前からは過去問中心に切り替えます。
直近1年分の全国7ブロックと、受験ブロックの過去3年分が目安です。
直前2週間:時間を計って解く
120問を240分で解く感覚を体に入れます。
1問あたり約2分のペース配分です。
3ヶ月しかないとき、テキストを1周してから問題集…だと間に合わないんですね。
間に合わないです。
読む3割・解く7割、これを最初の週からやるのが正解。
6ヶ月・1年コース:スキマ時間を主戦場にする
6ヶ月コースなら、最初の2ヶ月で基礎をじっくり固められます。
3〜4ヶ月目に問題演習、残り2ヶ月を過去問に充てる流れが素直です。
1年コースは、通勤時間や家事の合間を主戦場にする作り方になります。
年内に一通り学習を終え、年明けから問題演習、直前期は過去問に絞ります。
長期戦で怖いのは息切れなので、休む日を先に予定へ入れておくといいですよ。
サボる日じゃなくて「休む日」として決めておくのがコツです。
40代女性、医療業界は未経験でスーパーにフルタイム勤務、子どもは保育園に預けていました。
朝と晩に子どもが寝ている間の1時間ずつ、仕事の休憩30分、土日は家族の協力を得て1日2〜3時間を確保していました。
半年前からテキストを眺め始め、本格的に机に向かい始めたのは4ヶ月前からでした。
合計はおよそ300時間だったそうです。
(薬剤師・登録販売者講師の村松早織氏が担当した受講生の事例より)
働きながら勉強時間を確保する5つの工夫
時間は「余ったら勉強する」では絶対に生まれません。
先に枠を取って、そこに勉強を流し込む発想へ切り替えます。
- 平日は30分でいいので毎日同じ時間帯に固定する
- 移動中・家事中はイヤホンで講義音声を流す「ながら学習」に回す
- 覚えたい成分をキッチンや洗面所に貼って、目に入る回数を増やす
- 休日はまとめ勉強より、平日にできなかった復習を優先する
- 予定が崩れた週は「取り返す」より「削る範囲を決める」
効率を左右するのは、インプットとアウトプットの比率です。
読む・観るに3割、解くに7割。
この配分にした瞬間、同じ1時間でも定着がまるで変わります。
テキストを読み込んでから問題、じゃダメなんですね。
やってはいけない時間の使い方
週末にまとめて5時間、平日はゼロ。
これがいちばん記憶に残りにくいパターンです。
間隔をあけて何度も触れるほうが記憶に残りやすいことは、心理学で「分散効果」と呼ばれています。
もうひとつ、章ごとに区切って解き続けるのも実は効率が落ちます。
登録販売者試験は似た名前の成分を見分ける力が問われるので、分野が混ざった問題集のほうが本番に近い訓練になります。
平日30分って、少なすぎませんか?
ゼロの日を作らないほうが効きます。
毎日30分でも半年で90時間になりますし。
みんなの声|実際は何ヶ月勉強した?
目安は200〜300時間とお伝えしました。
ただ、受かった人の実際の数字はもっとバラバラです。
Yahoo!知恵袋で「合格した方はだいたい何ヶ月勉強しましたか?」という質問に寄せられた回答を見てみます。
準備期間10ヶ月に対して、実質的に走ったのは3ヶ月。
「いつから始めたか」と「何時間やったか」は別物、というのがよく出ている回答です。
平日30分+休日8時間を半年続けると、ざっと250時間前後になります。
目安の数字にきれいに収まりますね。
毎日30分の積み上げは、本当にバカにできないです。
1ヶ月で受かったこの方は、第2章と第4章の下地がすでにありました。
短期合格の話を見るときは、その人の前提知識までセットで読むのが大事です。
引用元はYahoo!知恵袋のこちらの質問です。
1ヶ月で受かった人がいるなら、自分もいけるかも……?
そこは慎重に。
下地ゼロからの1ヶ月と、実務経験ありの1ヶ月はまったくの別ものです。
「20時間で合格」は真似できるのか
世の中には、20時間の勉強で合格したという受験記もあります。
2023年の首都圏ブロックで、自己採点120点満点中97点だったそうです。
色々と追い詰められてて結果的に20時間程度しか勉強時間とれなかっただけで直前にどうにかしようとするのは推奨しません!
「登録販売者試験に20時間で合格する方法」受験記より
書いた本人が推奨していない、というのが答えだと思います。
動画講義を2倍速で回せる集中力と、試験前日に問題集へ入る度胸まで含めて再現が要るので、標準ルートとしては考えないほうが安全です。
独学と通信講座、勉強時間はどれだけ変わる?
結論から言うと、登録販売者試験は独学でも合格できます。
受験資格がなく、出題も厚生労働省の手引きに沿って作られます。
市販のテキストと過去問だけで戦えるつくりです。
実際、費用を抑えたい人の多くが独学を選んでいます。
独学でいけるなら、講座はいらない気もしてきました。
- 費用をテキストと問題集だけに抑えられる
- 自分の目で見て教材を選べる
- 得意な章を飛ばして進めるなどペースを自由に組める
- 教材選びで失敗すると学習効率がまるごと落ちる
- わからない箇所を質問できる相手がいない
- スケジュール管理を全部自分で背負うことになる
ここで効いてくるのが、冒頭の「200〜300時間」という総量です。
独学の場合、この中に教材を選ぶ時間と、詰まった箇所で止まる時間が含まれます。
講座を使う人が短縮しているのは、まさにその部分なんですよね。
講座で時間が縮む3つの理由
ひとつめは、出題頻度の高い範囲だけに絞ってあることです。
手引き全体を読むより、試験に出るところから触るほうが当然早く終わります。
ふたつめは、質問サポート。
第3章で詰まったときに、そこで止まらずに済みます。
みっつめは、学習スケジュールが最初から組まれていることです。
計画を立てる時間そのものが要らなくなるのは、地味ですが大きいです。
独学が向いてる人って、どんなタイプですか?
ひとりで計画を守れる人、そして期限まで半年以上ある人ですね。
逆に3ヶ月しかないなら、講座で近道を買う判断もアリです。
資格そのものの全体像から確認したい方は、こちらもどうぞ。
登録販売者試験の対策におすすめの通信講座4選
- 1本約15分の動画78本で学べる
- 教育訓練給付制度の対象講座
- 料金形態: 通信コース(eラーニング)32,000円(税別)/35,200円(税込・教材費込)。2026年9月27日時点の実施中キャンペーンは「LINEの友だち追加で受講料10%OFF」で31,680円(税込)・10月9日まで(LP限定)
- 対応方法: 通信(eラーニング+テキスト)
- 登録販売者に絞った通信講座
- 累計6万人以上が活用している
- 動画は530本以上を収録
- 累計6万人が使った登録販売者の動画教材
- 価格や学習期間が公式サイト上で確認しにくい
- 登録販売者試験に特化しており他資格には対応しない
登録販売者向けの講座は、大きく「動画で理解を作るタイプ」と「教材の網羅性で押すタイプ」に分かれます。
勉強時間を削りたいなら前者、じっくり読み込みたいなら後者が合いますね。
動画とテキスト、どっちが自分に向いてるか分からないんですよね。
| 講座 | 料金 | 教材形式・サポート |
|---|---|---|
| 三幸医療カレッジ | 通常35,200円/キャンペーン価格28,160円(税込) | 動画78本+テキスト。合格リベンジ制度あり |
| ズルeラーニング | 公式サイトで確認 | 動画講座。出題頻度の高い範囲に絞った構成 |
| アプエンテ | 公式サイトで確認 | eラーニング。全都道府県の試験に対応 |
| ココデル虎の巻 | 公式サイトで確認 | テキスト+動画530本超。プランによりサポート範囲が変動 |
値段が公開されてない講座もあるんですね。
時期でキャンペーンが変わるタイプですね。
そこは公式で確認してください。
三幸医療カレッジ 登録販売者受験対策講座
4講座のなかで、学習の設計がいちばんはっきりしているのがここです。
| 料金形態 | 通信コース(eラーニング)32,000円(税別)/35,200円(税込・教材費込)。2026年9月27日時点の実施中キャンペーンは「LINEの友だち追加で受講料10%OFF」で31,680円(税込)・10月9日まで(LP限定) |
|---|---|
| 対応方法 | 通信(eラーニング+テキスト) |
| 授業動画数 | 5科目78本 |
| 標準学習期間 | 3ヶ月(受講有効期間12ヶ月) |
| 合格実績 | 89.0%(2024年度/eラーニング+全国公開模擬試験) |
登録販売者に絞った通信講座
登録販売者の試験だけに絞った講座です。
授業動画は1本約15分・全78本なので、まとまった時間が取れなくても進められます。受講料は32,000円(税込35,200円)で教材費込み。
教育訓練給付制度の対象で、万一不合格だった場合は再受講が無料になります。
- 1本約15分の動画78本で学べる
- 教育訓練給付制度の対象講座
- 不合格なら再受講が無料
ズルeラーニング
「手引き12,000行のうち、出るのは3,000行」という割り切りが特徴です。
| 対応方法 | eラーニング動画講座 |
|---|
要点を絞った登録販売者の通信講座
テキストの分量に気後れしている人に向いています。
ズルeラーニングは12,000行あった内容を3,000行に凝縮して、覚える量そのものを減らす設計です。
講義はスマホで視聴可能。申し込み前に無料のお試し講座で相性を確かめられます。
- テキスト12,000行を3,000行に凝縮
- スマホで視聴できる動画講義
- 無料のお試し講座がある
出る範囲だけ、と割り切れる人には時間対効果が高い選び方です。
アプエンテ
ゴロ合わせで押し切るタイプ。
暗記が苦手な人ほど刺さります。
| 対応方法 | eラーニング |
|---|---|
| 対応エリア | 全都道府県 |
最短2ヶ月で目指す登録販売者講座
試験までの期間が短い人に向いた講座です。
1単元が10〜20分に区切られていて、最短2ヶ月での合格を目指すカリキュラムが組まれています。
受講料は33,000円(税込・教材込)。登録不要で見られるデモ動画があるので、申し込み前に講義の雰囲気を確認できます。
- 最短2ヶ月での合格を目指すカリキュラム
- 1単元10〜20分の動画で学べる
- 登録不要で試せるデモ動画がある
ゴロ合わせ、学生時代を思い出しますね。
ココデル虎の巻
講座というより、教材そのもので勝負しているタイプです。
累計6万人が使った登録販売者の動画教材
登録販売者試験に絞った動画教材です。
ココデル虎の巻は累計6万人以上が活用してきた教材で、動画は530本以上を収録。
薬剤師チームが出題傾向を分析して内容に反映しているので、独学で何から手を付けるか迷っている人の指針になります。
- 累計6万人以上が活用している
- 動画は530本以上を収録
- 薬剤師チームが出題傾向を分析
- 価格や学習期間が公式サイト上で確認しにくい
- 登録販売者試験に特化しており他資格には対応しない
料金や実績の数字は2026年8月時点で各社の公式情報を確認したものです。
キャンペーンや対応年度は変わるので、申し込み前に公式サイトで最新の内容をチェックしてください。
登録販売者の勉強時間についてよくある質問
まとめ|200〜300時間を「1日◯時間」に割り直すところから
- 登録販売者の勉強時間の目安は200〜300時間
- 1日1時間で6〜10ヶ月、2時間で3〜5ヶ月、3時間で2〜3ヶ月
- 学習時間の約半分は40問の第3章に充てる
- インプット3割・アウトプット7割で回すと定着が変わる
- 各章に35〜40%の足切りがあるため、捨て科目は作らない
まずは受験する都道府県の試験日を調べて、そこから逆算した1日の勉強時間を出してみてください。
数字が出てしまえば、あとは毎日その枠を守るだけです。



