国家資格を取りたいけど、300種類以上ある中からどれを選べばいいのか分からない。
そんな方に向けて、受験資格なしで誰でも受けられる9資格を合格率と勉強時間で並べました。
最短は学習30時間前後。
今日から始めても、そう遠くない場所にゴールがあります。
そもそも、どこから手をつければいいんでしょう?
勉強時間が短い順に並べてあります。
上から3つが入口としてちょうどいいですよ。
結論|まず狙うなら「受験資格なし・勉強30〜100時間」の3資格
迷ったら3級ファイナンシャル・プランニング技能士・ウェブデザイン技能士3級・ITパスポートの3つから選べば外しません。
どれも受験資格がなく、学習時間の目安は30〜100時間前後。
合格率も50〜80%台と高めです。
転職で武器にしたいなら登録販売者か宅建士、独立まで視野に入れるなら行政書士。
ここが分かれ道になります。
- 140以上の講座から目的に合わせて選べる
- 添削と質問サポートが付く
- 料金形態: 一括・分割支払い対応(講座により異なる)
- 対応方法: 通信講座・自宅学習
- 140以上の講座から選べる通信教育
- テキスト中心で講義動画は補助的
- 質問は1日3問までなど講座ごとに上限がある
- 人気講座は開講時期が限られることがある
- 初期費用: 無料会員登録で割引クーポンプレゼント(割引率は時期により変動。過去の期間限定キャンペーンで15%OFF、通常時のバナー表記は10%OFF)
- 通勤中でもスマホだけで学習を進められる
- AIが復習のタイミングを提案してくれる
- 対応方法: スマホ学習・オンライン動画講義
- スマホ完結でスキマ時間に学べる
- 問題数が少ない
- メイン教材はWEBテキスト(紙のテキストは一部講座のみ冊子版を用意)
- 講師への直接質問はなく、AI・学習Q&Aサービス・コーチング(一部講座)でのサポートが中心
- 月額1,078円から70講座以上が受け放題
- 1講義5分だから続けやすい
- 料金形態: ウケホーダイ 月額 税込1,078円(ライト)/税込1,628円(スタンダード)〜。一括プランは12ヵ月パック 税込18,557円(月額比5%OFF)。無料プラン0円あり
- 対応方法: オンライン通信講座(スマホ・PC)
- 月額1,078円から70講座以上が受け放題
- 法律系を中心に難関資格を扱う
- テキスト付きの無料体験ができる
- 対応方法: オンライン
- 難関資格をオンラインで目指す
- 受講料が高い(※公式に金額の高低に関する記載はなく裏付けなし)
- オンライン特化で対面指導なし
この記事では、まず受験資格なしで挑戦できる9資格を難易度別に紹介します。
その後で、独学とスクールのどちらを選ぶかという話に進みます。
順番に読んでもいいですし、気になる難易度の見出しに飛んでもらってもかまいません。
難しい資格ほど価値が高い、ってことでいいんですか?
そこは半分だけ正解です。
理由は次の章で。
そもそも国家資格とは?公的資格・民間資格との違い
国家資格は、法律をもとに制定され、その職業に就くだけの能力があることを国が証明する資格です。
民間団体が独自に発行する民間資格とは、社会的な通用度がまるで違います。
種類の全体像は、文部科学省「国家資格の概要について」や総務省の資格制度一覧で確認できます。
国家資格は4つのタイプに分けられる
分類を先に押さえると、求人票の「資格手当」の意味が読めるようになります。
ひとくちに国家資格といっても、法律上の位置づけは4種類あります。
ここを知らずに選ぶと、「取ったのに仕事につながらない」というズレが起きやすいんですよね。
| タイプ | どんな資格か | 主な資格 |
|---|---|---|
| 業務独占資格 | 有資格者だけがその業務を行える | 医師、看護師、弁護士、公認会計士、行政書士 |
| 名称独占資格 | 資格がないとその名称を名乗れない | 保育士、調理師、中小企業診断士、社会福祉士 |
| 設置義務資格(必置資格) | 事業所に有資格者の配置が法律で義務づけられている | 宅地建物取引士、衛生管理者 |
| 技能検定 | 技能を国が検定し「技能士」を名乗れる | ファイナンシャル・プランニング技能士、フラワー装飾技能士 |
就職・転職での即効性が高いのは、業務独占資格と設置義務資格です。
資格がないと会社が事業を回せないので、有資格者がそのまま採用ニーズになります。
名称独占はあまり意味がない、ということですか?
いえ、保育士のように名称独占でも求人が安定している資格はあります。
分類はあくまで判断材料の1つです。
数字で見る国家資格の全体像
300種類と聞くと、選ぶ前に心が折れそうです。
300以上という数字を見ると途方に暮れますが、実際に「受験資格なしで、独学でも狙える」ものに絞ると一気に候補が減ります。
この記事で扱うのは、その絞り込んだ先の9資格です。
国家資格を取ると何が変わるのか
- スキルを客観的に証明できるので、未経験の業界にも応募しやすくなる
- 資格手当が支給される会社があり、月給ベースで待遇が変わる
- 設置義務資格なら、企業側が「採用したい理由」を最初から持っている
- 行政書士や気象予報士のように、独立・フリーランスの道が開ける
逆に言うと、この4つのどれにも当てはまらない資格は、趣味として楽しむ以上の意味を持ちにくい。
ここは選ぶ前に一度立ち止まってほしいところです。
そこは正直なところです。
国家資格おすすめ9選の一覧|合格率・勉強時間・受験資格で比較
先に全体像を出します。
9資格すべて受験資格なしで、学歴も実務経験も問われません。
数字を見比べると、どこが自分の生活に収まるか判断しやすくなります。
合格率と勉強時間、どちらを優先して見ればいいですか?
| 資格名 | 合格率† | 学習時間の目安† |
|---|---|---|
| ウェブデザイン技能士3級 | 60〜70% | 30時間前後 |
| 3級ファイナンシャル・プランニング技能士 | 日本FP協会80%前後/金財50〜60%前後 | 30時間前後 |
| ITパスポート | 社会人で50%以上 | 100時間前後 |
| 国内旅行業務取扱管理者 | 30〜35%前後 | 200時間前後 |
| 登録販売者 | 40〜50%前後(都道府県により異なる) | 400時間前後 |
| 宅地建物取引士 | 15〜18% | 300〜600時間 |
| 行政書士 | 10〜15%前後 | 600時間前後 |
| 気象予報士 | 毎年5%前後 | 1,000〜1,500時間 |
| 全国通訳案内士 | 英語で10〜16%前後 | 語学力により大きく変動 |
† 公式情報での確認が取れず、調査による参考値。
最新の実施要項は各試験機関の公式サイトでご確認ください。
勉強時間が100時間を超えると、平日30分+週末2時間でも数か月かかります。
まずは30時間前後の2資格で合格の感覚をつかむ、という順番が現実的だと思います。
1,000時間って、想像がつかない数字ですよね。
1日2時間でも500日です。
【難易度★☆☆】未経験からでも挑戦しやすい国家資格3選
まずは独学でも十分に合格を狙える3つから。
学習時間の目安は30〜100時間前後です。
この層は教材代だけで済むので、失敗しても痛くありません。
ウェブデザイン技能士3級|Web業界で唯一の国家資格
ウェブデザイン技能士は、ウェブデザイナー関連で唯一の国家資格です。
3級・2級・1級と階級が分かれていて、3級なら独学でも合格を目指せます。
取得すればホームページの構築やサイトデザインなど、ウェブまわりの幅広い業務に関われます。
在宅ワークやフリーランスを視野に入れている方には、民間資格より説得力のある肩書きになるはずです。
実技があるぶん、まったくの未経験だとスクールやオンライン講座を挟んだほうが早いかもしれません。
デザイン経験ゼロでも狙えますか?
3級ファイナンシャル・プランニング技能士|暮らしのお金にそのまま効く
ファイナンシャル・プランニング技能士は、厚生労働省が認定する国家資格。
FPと呼ばれることもあります。
試験は日本FP協会または金融財政事情研究会(金財)で受けられます。
合格率は日本FP協会が80%前後、金財が50〜60%前後と差がありますが、これは受験者層の違いによるものと言われています。
金財は会社命令での団体受験が多く、自ら申し込む人の割合が高い日本FP協会のほうが高くなる、という構図です。
学ぶ内容はライフプランニング、年金、資産運用、税金。
仕事だけでなく、自分の保険や投資の判断にそのまま効いてきます。
2024年4月にCBT試験方式へ完全移行し、今は希望する日時・会場で随時受験できます。
試験日を待たなくていいのは助かります。
そうなんです。
受験日程は日本FP協会の試験案内で確認できますよ。
ITパスポート|どの業界に行っても腐らないIT基礎
ITパスポートは、情報処理に関する基礎知識を証明する国家資格です。
今では社会人のIT基礎力の証明として広く認知されていて、一般企業の社員や学生からも注目されています。
学習範囲は経営戦略や財務、マーケティングにも広がるため、IT職以外の仕事でも使いどころがあります。
試験はCBT方式で、全国の会場で随時受験が可能。
合格率は社会人で50%以上です。
あわせて狙いやすいのが、同じく国家資格の「情報セキュリティマネジメント」。
出題範囲の半数以上がITパスポートと重複しているため、続けて勉強すると効率がいいんですよね。
この3つは、社会人が最初の1本として選ぶには手堅い並びだと思ってます。
2つ目以降は、1つ目の合格体験があるぶん一気に楽になります。
ITパスポートの具体的な進め方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
【難易度★★☆】転職で武器になる国家資格3選
次は、求人票に「資格手当あり」と書かれることが多い層です。
勉強時間は200〜600時間。
半年から1年の腰を据えた計画が要ります。
半年となると、途中で息切れしそうです。
国内旅行業務取扱管理者|旅行業界で即戦力になれる
旅行の企画立案や取引業務を担う、国内観光旅行のプロの資格です。
旅行代理店だけでなく、航空会社や鉄道会社、観光案内窓口、ブライダル業界でもスキルを活かせます。
訪日外客数が過去最高水準に達し、インバウンド需要が拡大している今、追い風のある資格でもあります。
合格率は30〜35%前後、学習時間の目安は200時間前後。
試験はマークシート方式です。
試験項目は「旅行業法及びこれに基づく命令」「旅行業約款、運送約款及び宿泊約款」「国内旅行実務」の3つ。
詳しい日程は全国旅行業協会の試験案内に出ています。
旅行が好き、というだけの動機でも大丈夫でしょうか。
十分アリだと思います。
約款の暗記が中心なので、興味がある人ほど続きます。
登録販売者|ドラッグストアで即戦力になれる
登録販売者は、薬を扱う店舗で第二類医薬品と第三類医薬品を販売できる国家資格です。
この2区分で市販薬のおよそ90%を占めるため、一般的な薬ならほぼ扱えることになります。
薬剤師が不在でも指定の薬を販売できるので、ドラッグストアやスーパーでの需要が高い。
コンビニでも医薬品を扱う店が増え、働ける場所が広がっています。
合格率は40〜50%前後で、都道府県ごとに差があります。
学習時間の目安は400時間前後。
薬学の専門知識がない人でも目指せて、マークシート方式なので記述が苦手でも受けやすいはずです。
法律に基づいて、一般用医薬品を販売できるもの
厚生労働省への問い合わせ回答(BrushUP学び「国家資格一覧・難易度・ランキング」より)
登録販売者が国家資格かどうかは情報サイトによって見解が分かれており、「国家資格に準ずる資格」と位置づけられることもあります。
肩書きの厳密さより、実際に薬を売れる権限が手に入る点を評価したい資格ですね。
求人の条件欄に資格名が直接書かれるタイプの資格です。
令和7年(2025年)4月に出題範囲の手引きが改訂されました。
脂質異常症の診断基準の変更や機能性表示食品の更新が含まれています。
古い年度の教材で進めると出題とズレるので、最新の手引きに対応したテキストを選んでください。
試験概要は公式の試験情報ページで確認できます。
必要な勉強時間の内訳は、こちらの記事で詳しく解説しています。
宅地建物取引士(宅建士)|受験者数トップクラスの定番
宅建士は、不動産取引の場面で顧客に提案やアドバイスをする不動産のエキスパートです。
毎年約20万人が受験申込をする、受験者数で群を抜いた国家資格でもあります。
重要事項の説明は宅建士の独占業務なので、不動産業界では即戦力として重宝されます。
融資業務を行う金融機関でも評価される資格です。
合格率は15〜18%。
学習時間の目安は300〜600時間で、独学か予備校かで幅が出ます。
試験は四肢択一のマークシート方式。
過去問で傾向をつかむ王道の勉強法がそのまま効きます。
不動産鑑定士やFPと試験科目が重なるため、次の資格へ横展開しやすいのも見逃せません。
試験概要は不動産適正取引推進機構の試験ページに掲載されています。
合格率15%台って、けっこう厳しくないですか?
受験者数が多いぶん記念受験も混ざります。
過去問を回し切った人の体感はもう少し高いはずです。
【難易度★★★】独立まで狙える国家資格3選
ここからは合格率が1桁台に届く層です。
ただし、いずれも受験資格なし。
学歴も実務経験も問われず、誰でも受けられます。
難関だけど門は開いている。
ここが国家資格の面白いところです。
行政書士|8士業で唯一クラスの「受験資格なし」
行政書士は、弁護士や司法書士、税理士などと並ぶ8士業のひとつ。
企業や個人と官公署をつなぐ法律のプロで、主な業務は行政へ提出する書類の作成です。
法人設立の手続き、遺言書の作成、外国人の永住許可申請なども扱います。
合格率は10〜15%前後。
学習時間の目安は600時間前後で、知識のある人なら300時間、ゼロからだと1,000時間ほどかかる人もいます。
試験科目は「行政書士の業務に関し必要な法令等」と「業務に関連する一般知識等」の2つ。
択一式と記述式の両方があります。
会社法や商法の知識が身につくので、一般企業の法務部や総務部でも活きます。
独立開業が現実的な選択肢に入るのが最大の魅力ですね。
試験実施の詳細は行政書士試験研究センターで公表されています。
8士業に受験資格なしで入れるのは意外でした。
気象予報士|合格率5%前後の難関、でも受験資格はゼロ
気象関連で唯一の国家資格。
ニュース番組で見かける、あの気象予報士です。
気象庁の高度な予測データの利用方法を学べるため、防災コンサルティング会社や自治体の防災関連部署でも活躍できます。
合格率は毎年5%前後、学習時間の目安は1,000〜1,500時間。
学科試験と実技試験の両方に合格する必要があります。
試験は8月と1月の年2回。
学科は多肢選択式、実技は記述式です。
台風やゲリラ豪雨による災害が増えている今、災害対策を担う自治体からの需要も見込めます。
フリーランスとして働く選択肢もある資格です。
実施日程は気象業務支援センターで案内されています。
1,000時間は長いですが、働きながら受ける人も多い資格です。
全国通訳案内士|語学力がそのまま資格になる
通訳をしながら旅行の案内も行える国家資格で、民間の外交官と呼ばれることもあります。
英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語など10カ国語の中から、どの言語で受験するかを選びます。
合格率は英語で10〜16%前後。
学習時間は元の語学力によって大きく変わります。
試験は「外国語」「日本地理」「日本歴史」「一般常識」「通訳案内実務」の筆記一次試験と、口述の二次試験。
訪日外国人の増加を背景に、ホテル業界への就職・転職を考える人からも人気があります。
主婦から転向した例もあり、長く続けられる仕事です。
概要は日本政府観光局(JNTO)の案内ページにまとまっています。
語学が得意な人にとっては、実質の勉強時間が一番短い資格かもしれません。
合格率が1桁台の資格は、1回で受かる前提の計画を立てないほうが安全です。
2年計画にしておくと、途中でモチベーションが折れにくくなります。
また「難しい=稼げる」とも限りません。
独立後の収入は営業力や地域性にも左右されます。
目的別|自分に合う国家資格の選び方
9つ並べたところで、結局は「自分の生活に収まるか」で決まります。
選び方の軸を3つに分けて整理します。
9つ見せられても、まだ絞りきれないんですよね。
将来性のある国家資格を選ぶなら、需要が伸びている分野を見る
将来性で選ぶときに見るべきは、資格の難易度ではなくその分野の人手が足りているかどうかです。
IT人材は2030年に最大79万人不足するとされています。
ITパスポートや情報セキュリティマネジメントが安定して支持されているのは、この背景があるからです。
医療・介護・保育も、制度に支えられた需要が続く分野。
登録販売者が「薬剤師不足を埋める資格」として生まれた経緯は、まさにその典型でした。
逆に、需要の裏づけが読めない分野の資格は、取ってから使い道を探すことになりがちです。
好きな分野と、需要のある分野が違うときは?
1本目は需要側、2本目に好きな分野。
この順番のほうが挫折しにくいと思ってます。
通信・オンラインで取れる国家資格を選ぶなら
働きながら狙うなら、試験も学習もオンラインで完結する資格が圧倒的にラクです。
ITパスポートとFP3級はどちらもCBT方式。
全国の会場で随時受験でき、試験日を待つ必要がありません。
学習側も、通信講座やオンライン講座で対応できる資格が増えています。
オンスク.JPだけを見ても、FP技能士・ITパスポート・国内旅行業務取扱管理者・登録販売者・宅地建物取引士・行政書士・気象予報士の7つがオンラインで学べます。
この記事で紹介した9資格のうち7つが、通信・オンラインの学習でカバーできる計算になりますね。
試験日を自分で決められるかどうかは、働きながらだと想像以上に効きます。
- 試験がCBT方式か(受験日を自分で決められるか)
- スマホだけで講義と問題演習が完結するか
- 質問サポートの回数に制限がないか
- 教材が最新年度の出題範囲に対応しているか
- 無料体験があり、自動で有料に切り替わらないか
新しい国家資格「登録日本語教員」も選択肢に入る
2024年に、日本語教師を国家資格化する法律が成立しました。
新しい資格名は登録日本語教員です。
第1回の日本語教員試験は令和6年11月17日に実施され、令和7年は11月2日、令和8年は11月8日(日曜日)に開催予定とされています。
国内の日本語学習者が増え、専門知識のある教師の需要が高まったことが国家資格化の背景です。
幅広い年齢から目指せるため、40代・50代以上の方にも選ばれている仕事でもあります。
新設資格は受験者数がまだ少なく、情報も出そろっていません。
そのぶん先行者になれる余地があるのが面白いところです。
制度が新しいので、試験要項は必ず最新の公式発表で確認してくださいね。
実際に国家資格を取った人の声
数字だけでは伝わらない部分を、取得者のコメントから拾います。
2人とも、勉強法として真っ先に挙げているのが過去問です。
テキストを最初から読み込むより、過去問から入って分からない語句を潰していくほうが早い。
国家資格の勉強法としては、ここが一番の共通項でした。
テキストを1周してから過去問、じゃないんですね。
逆です。
先に敵の顔を見るほうが、読むべき箇所がはっきりします。
独学とスクール、どちらを選ぶべきか
正直に言うと、難易度★☆☆の3資格は独学で十分です。
ウェブデザイン技能士3級、FP3級、ITパスポート。
この3つに数万円をかけるのは、少しもったいない気がします。
分かれ目は勉強時間の目安が300時間を超えるあたり。
宅建士、行政書士、気象予報士のレベルになると、独学だと「何が分からないか分からない」状態で止まりやすくなります。
そこを講師の質問対応で飛ばせるなら、講座代はむしろ時間の節約になります。
300時間が分かれ目、という基準は覚えやすいです。
独学で進めるときの手順
最新年度の過去問を1回分だけ解く
点数は気にしません。
出題形式と分量を体で知るのが目的です。
最新の出題範囲に対応したテキストを1冊選ぶ
登録販売者のように手引きが改訂される資格は、年度の確認が必須です。
過去問を回しながら、分からない語句だけテキストで拾う
通読はしません。
取得者2人が揃って挙げていたやり方です。
正答率が8割で安定したら受験申込
CBT方式の資格なら、この時点で日程を押さえられます。
社会人向けの給付金制度を使うと、受講費用の一部が戻ります。
対象講座なら受講料が最大80%戻るケースもあり、国家資格を目指す講座も多数が対象です。
対象かどうかは講座ごとに違うので、申し込み前に各社の案内で確認してください。
費用面をどう抑えるかは、通信教育全体の選び方にも通じる話です。
国家資格の勉強に使える通信講座・スクール4選
300時間を超える資格を狙うなら、講座を挟んだほうが結果的に早い。
ここでは学べる資格の幅と学習形式が異なる4社を並べます。
料金より先に、学習形式が自分に合うかを見てください。
- 140以上の講座から目的に合わせて選べる
- 添削と質問サポートが付く
- 料金形態: 一括・分割支払い対応(講座により異なる)
- 対応方法: 通信講座・自宅学習
- 140以上の講座から選べる通信教育
- テキスト中心で講義動画は補助的
- 質問は1日3問までなど講座ごとに上限がある
- 人気講座は開講時期が限られることがある
- 初期費用: 無料会員登録で割引クーポンプレゼント(割引率は時期により変動。過去の期間限定キャンペーンで15%OFF、通常時のバナー表記は10%OFF)
- 通勤中でもスマホだけで学習を進められる
- AIが復習のタイミングを提案してくれる
- 対応方法: スマホ学習・オンライン動画講義
- スマホ完結でスキマ時間に学べる
- 問題数が少ない
- メイン教材はWEBテキスト(紙のテキストは一部講座のみ冊子版を用意)
- 講師への直接質問はなく、AI・学習Q&Aサービス・コーチング(一部講座)でのサポートが中心
- 月額1,078円から70講座以上が受け放題
- 1講義5分だから続けやすい
- 料金形態: ウケホーダイ 月額 税込1,078円(ライト)/税込1,628円(スタンダード)〜。一括プランは12ヵ月パック 税込18,557円(月額比5%OFF)。無料プラン0円あり
- 対応方法: オンライン通信講座(スマホ・PC)
- 月額1,078円から70講座以上が受け放題
- 法律系を中心に難関資格を扱う
- テキスト付きの無料体験ができる
- 対応方法: オンライン
- 難関資格をオンラインで目指す
- 受講料が高い(※公式に金額の高低に関する記載はなく裏付けなし)
- オンライン特化で対面指導なし
| 料金形態 | 一括・分割支払い対応(講座により異なる) |
|---|---|
| 対応方法 | 通信講座・自宅学習 |
140以上の講座から選べる通信教育
何を学ぶか決めきれていない段階でも選びやすい通信教育です。
ユーキャンは140以上の講座を扱っていて、国家資格から趣味・実用まで幅広く選べます。教材が届いたら添削と質問サポートで進められます。
講座によっては教育訓練給付金が使えます。まずは無料の資料請求で中身を確認できます。
- 140以上の講座から目的に合わせて選べる
- 添削と質問サポートが付く
- 教育訓練給付金の対象講座がある
- テキスト中心で講義動画は補助的
- 質問は1日3問までなど講座ごとに上限がある
- 人気講座は開講時期が限られることがある
| 初期費用 | 無料会員登録で割引クーポンプレゼント(割引率は時期により変動。過去の期間限定キャンペーンで15%OFF、通常時のバナー表記は10%OFF) |
|---|---|
| 対応方法 | スマホ学習・オンライン動画講義 |
スマホ完結でスキマ時間に学べる
まとまった勉強時間が取れない社会人に向いた講座です。
スタディングはスマホだけで動画も問題演習も完結するので、通勤中や休憩時間をそのまま勉強時間に変えられます。AIが復習のタイミングを提案してくれるのも続けやすいところ。
教室を持たない運営で受講料を抑えているのも特徴。まずは無料でお試し受講できます。
- 通勤中でもスマホだけで学習を進められる
- AIが復習のタイミングを提案してくれる
- 教室を持たない分だけ受講料が抑えめ
- 問題数が少ない
- メイン教材はWEBテキスト(紙のテキストは一部講座のみ冊子版を用意)
- 講師への直接質問はなく、AI・学習Q&Aサービス・コーチング(一部講座)でのサポートが中心
| 料金形態 | ウケホーダイ 月額 税込1,078円(ライト)/税込1,628円(スタンダード)〜。一括プランは12ヵ月パック 税込18,557円(月額比5%OFF)。無料プラン0円あり |
|---|---|
| 対応方法 | オンライン通信講座(スマホ・PC) |
| 運営 | 株式会社オンラインスクール |
| 講座数 | 70以上 |
月額1,078円から70講座以上が受け放題
まず気軽に始めてみたい人に向いています。
オンスク.JPは月額1,078円から70講座以上が受け放題。1つの資格に絞らず、いろいろ試しながら決められます。
1講義5分なので隙間時間でも進めやすく、無料プランは期間の制限なし。自動で有料に切り替わることもありません。
- 月額1,078円から70講座以上が受け放題
- 1講義5分だから続けやすい
- 無料プランは期間の制限なく使える
- 受け放題ゆえに手を広げすぎると1本も終わらない
| 対応方法 | オンライン |
|---|
難関資格をオンラインで目指す
難関資格をオンラインで目指したい人向けです。
アガルートは法律系を中心とした難関資格を扱い、受講から質問までオンラインで完結します。
申し込み前にテキスト付きの無料体験ができるので、講義との相性を確かめてから決められます。
- 法律系を中心に難関資格を扱う
- テキスト付きの無料体験ができる
- オンライン完結で場所を選ばない
- 受講料が高い(※公式に金額の高低に関する記載はなく裏付けなし)
- オンライン特化で対面指導なし
4社を並べると、まず試すならオンスク.JP、難関を本気で狙うならアガルートという住み分けが見えてきます。
教材を手元に置きたいならユーキャン、スマホで完結させたいならスタディング。
ここは好みの問題です。
結局、どこも良さそうで選べません。
無料体験のあるところから触ってみるのが早いですよ。
合わなければやめればいいだけなので。
国家資格のおすすめについてよくある質問
まとめ
- 紹介した9資格はすべて受験資格なし。学歴も実務経験も問われない
- 最初の1本はウェブデザイン技能士3級・FP3級・ITパスポートの30〜100時間クラスから
- 転職で武器にするなら登録販売者か宅建士、独立まで狙うなら行政書士
- 将来性で選ぶなら、資格の難易度より分野の人手不足を見る
- 学習時間300時間が独学とスクールの分かれ目
資格選びで一番もったいないのは、比較しているうちに1年が過ぎることです。
30時間の資格なら、迷っている時間で1つ受かります。
まずはそこから。




